大鹿村内の歌舞伎舞台

 

大鹿村内にはかつて歌舞伎舞台が13棟ありました。そのうち4棟が上演可能な舞台として現存しています。以下、上演可能な4つの舞台を紹介します。

➀大磧神社舞台(大河原下市場)

 

 

 

 

文政元年(1818)に建立され、大鹿村内で最も古い舞台。春の定期公演で利用される。

②野々宮神社舞台(大河原上蔵)

明治22年に建立された舞台。上蔵は太夫を数多く輩出した地域であった。

③市場神社舞台(鹿塩塩河)


嘉永4年(1851)に建立され、秋の定期公演で利用される舞台。

④葦原神社舞台(鹿塩梨原)


明治20年に建立、昭和51年に改修された舞台。梨原も歌舞伎が盛んな土地だったという。

春・秋の定期公演にあわせて歌舞伎舞台を巡ってみてはいかがでしょうか?

(民俗担当、「南信州民俗芸能ファンクラブ通信」2024年5月号掲載)

※参考「大鹿村文化財史跡マップ」

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