【プラネタリウム】オンラインイベント無事終了

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6月14日、小惑星探査機はやぶさ&はやぶさ2のオンラインイベントが無事終了しました。ライブは最大203名、16日現在で1084回の視聴があり、とてもうれしく思っています。オンラインでなければできなかった豪華メンバーによる対談。言い出しっぺの私の適当なアイデアを何倍にもパワーアップして形にしてくださったみなさんに感謝です。
※中継の様子は現在もYouTubeでご覧いただけます。


みんながそろったZoomの一場面

吉住千亜紀(プラネタリウム担当)

プラネタリウム オンラインイベント ★全国縦断「夏至の日に部分日食を見よう!」★

プラネタリウム

20200621日食中継イベント
夏至の日の夕方、日本全国で部分日食が起こります。美術博物館でも観望会を予定していましたが、新型コロナウイルス対策のため、オンラインで観望会を実施します。オンラインだからできる、全国とつながって北は北海道から南は与論島、そして金環日食になる台湾からも中継予定です。ぜひご覧ください。
※このイベントは「飯田・宇宙教育」登録イベントです。中継の中で合言葉を発表します。

日時:2020年6月21日(日)15:45〜18:30

ナビゲーター:尾久土正己氏(和歌山大学観光学部教授)、吉住千亜紀(飯田市美術博物館)
中継地点(予定):
北海道  札幌市
福島県  会津若松市
東京都  府中市
富山県  富山市科学博物館
長野県  飯田市美術博物館
岐阜県  多治見市
京都府  京都市
大阪府  大阪市
和歌山県 和歌山市加太
島根県  島根県立三瓶自然館サヒメル
愛媛県  西予市
鹿児島県 与論町
台湾(予定:天候、回線の都合次第)

配信:YouTube https://youtu.be/KPAEujWtsk

チラシPDF⇒全国縦断「夏の日に部分日食を見よう!」

【自然】トピック展「南アルプス石灰岩地の希少植物」明日スタートです。

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明日、2020年6月16日(火)スタートの自然トピック展示「南アルプス石灰岩地の希少植物」の展示作業、終了しました!

解説パネルは事前に作ってあったので、今日は朝からパネルの配置を確認しながら壁に固定していきました。

高山植物と違って地味な花が多く、パネルづくりは苦労しました。
石灰岩植物の花形、シナノコザクラの写真を多めに使ってごまかしてあります。

伊那市長谷戸台にある幕岩の写真は、壁一面に伸ばして展示しています。
巨大な石灰岩壁の迫力をお楽しみください!
会期は、2020年6月16日(火)~12月6日(日)です。

 

【プラネタリウム】イベント準備

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明日のオンラインイベントの準備をしました。
電源ドラムとか照明とか、パソコンをのせる机のかわりに折りたたみコンテナ積み重ねって、工事現場っぽい?
6/14 10:00〜12:00
「おかえり〜 小惑星探査機はやぶさ地球帰還10周年&はやぶさ2無事に帰って来てねパーティー」
ぜひYouTubeでご覧ください。

吉住千亜紀(プラネタリウム担当)

【プラネタリウム】久しぶりの黒点

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昨日6月10日は「時の記念日」100周年!
日本書紀に「天智天皇10年4月25日(現在の暦では6月10日)に、(日本で)はじめての時計(漏刻:水時計)が時を打った”と書かれていて、その日を記念して1920年に制定されました。
全国で記念のイベントがおこなわれていたようですが、私は太陽が南中する時刻に自分の影を撮ろうとスマホを準備していました。 が、あいにくの曇り空。


しばらくしてから日が射してきました。


ソーラースコープで太陽を見てみると、久しぶりに小さな黒点も見えました。(わかるかな?)

あまりにも当たり前に私たちの生活の中にある時間というものを、考えてみるのもいいですね。

吉住千亜紀(プラネタリウム担当)

知ってる? 電子顕微鏡観察教室

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美術博物館の中でも穴場な感じ(私が思うだけ?)がする「電子顕微鏡観察教室」。毎月第1、第3日曜日の午前と午後に1時間ずつ開催しています。(都合により開催しない場合があります。)
今日、久しぶりにのぞいてみると・・・


放散虫はうっとりするようなきれいな形


アハハ、何かの顔? いえ違います。答えは教室に参加して聞いてね!
※電子顕微鏡観察教室への参加には展示観覧券が必要です。

吉住千亜紀(プラネタリウム担当)

【自然】今日から通常開館です!

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コロナ休館のあと資料燻蒸作業の臨時休館で長らく閉館していました美術博物館も、今日から通常開館です。

臨時休館中に、去年リニューアル時からの課題であった、導入部分の伊那谷造地形史のイラストパネルを刷新しました↓。

 

退色してしまっていた色彩を復元し、最新の研究をもとに年代等も修正しました。
ご来館のさいは、ぜひ気にして見てみてください!

四方圭一郎(自然担当)

 

たのしい工作?

ブログ 今日の美博

今月6日土曜日からはじまるトピック展示「耿之介と三島由紀夫、岸田國士」の展示作業をしました。

この展示、本当は先月8日から始まる予定だったのですが、長期閉館を余儀なくされたこともあり、1か月遅れのスタートということになりました。

久しぶりに展示室に籠り、ちまちまと孤独に展示物を並べる作業をしていたわけですが、カラダを動かして何かモノを作り上げていく作業というのは楽しいですね。

今日は、いらなくなったキャプションの切れ端で、書物を見せるための演示具も作成。

書物を展示するための自作の演示具
書物を展示するための自作の演示具

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真に写っている書物は、昭和13年に刊行された『院曲サロメ』という限定150部しか作られなかった稀覯本で、本書は著者のみが所有する番外本。ぼくのキライなヘビの皮を表紙に張り付けたシロモノなのですが、中身は19世紀末のイギリスの画家O・ビアズレイの挿絵が印象的で、できれば書物の中身と表紙を同時に見られるようにしたいな、とにわかに思い立って手元にある材料を使って工作を始めた次第。

20200603

 

こんな地味な作業に没頭しているとき、「学芸員って(自分にとって)天職なんじゃないか?」と思ったりするわけです。

織田顕行(人文担当)