香るコケリウムワークショップ 3回目

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昨日に引き続き、今日もコケリウムワークショップです。
飯田から50km以上離れた、伊那市や箕輪町からも参加者がやってきてくれました。

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普段は昆虫の学芸員ですが、この夏はコケ担当でもあります。
身近なコケの面白さを口を尖らせて力説しています。

 

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このコケリウムワークショップのオリジナルなところは、アロマオイルで香りの演出もするところですね。

スタッフにアロマセラピストがいるからできる企画です。

 

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こんなのや

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こんなのや

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こんなのができました。

秀作揃いですね!

 

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参加者のみなさまお疲れ様でした!

 

コケイベントは次は9月20日のコケ講座とコケ観察会です。
観察会は定員があって、お申し込みが必要です。
ご希望の方は、お早めにお申し込み下さい。

コケ講座
コケ観察会

展示室にオオシカゴケ登場!

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南アルプス山麓の大鹿村の名前を冠したこのこけは、日本で唯一大鹿村だけで見つかっているコケです。
今回の展示に協力して下さっているOさんが、展示用に少し持ってきて下さいました。

命名者の西村先生、樋口先生の書かれた報文を読むと、オオシカゴケの名前は、「植物体のイメージが、立派な角を持った大きな鹿のような感じであることを、産地の大鹿村にだぶらせたものである」とされています。

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どうでしょうか? 鹿の角に見えますか?
滅多に見られないコケです。
ぜひ本物を見にお出かけ下さい。

 

合わせて、コケリウムも少し更新しました。
ヒノキゴケフジノマンネングサなどが新登場です!
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9/20(日)のコケ観察会の参加者募集も始まりました↓。
【美博の庭でコケ探し】

生きものの小べや展の会期も、あと1ヶ月ほどです。
まだ来られていない方は、ぜひお出かけ下さい。
もう来ていただいた方も、ぜひ二度三度お出かけ下さい!!

香るコケリウムワークショップ2回目

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今期2回目となる「香るコケリウム」のワークショップを開催しました。

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ピンセットなどを使って、ビンの中にコケを配置していきます。
みなさん、真剣な手つき!

 

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アレコレ迷いながらも、完成~!!
ビンの中の小さな大自然って感じですね。

 

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終了後、みんなで記念撮影をしました。
ステキなコケリウムが完成して満足満足!

コケリウムワークショップは、明日も開催します。

定員いっぱいで、申し込みは締め切っております。
受講できなかったみなさん、申し訳ありませんでした。

美博の庭で巨大人形劇

ブログ イベントレポート 今日の美博

今週の飯田は「いいだ人形劇フェスタ」でにぎわっております。

金曜の夕方からは、チェコを拠点とする人形遣いの沢則行さんひきいる巨大人形劇「岩見沢人―GENE―」が当館の前庭で行われました。

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クレーンで吊り上げた巨大な馬をあやつる様子は圧巻。

今回は上半身のみ登場。下半身ができあがるのはいつ?
今回は上半身のみ登場。下半身ができあがるのはいつ?

 

 

 

 

 

 

 

スピノサウルスの「スピノン」も巨大人形劇を鑑賞。

さて感想は?

ボクのほうが大きいぞ…
ボクのほうが大きいぞ…

香るコケリウムワークショップ

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夏休み企画展きもののべや」
会期:平成27年7月4日(土)~9月27日(日)

 

今日は企画展最初のイベント、「香るコケリウム」ワークショップの日でした。
親子連れ15組が参加してくださり、約1時間のワークショップを楽しんでいってくれました。
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まずは、担当学芸員のコケの話と、アロマセラピストの香りの話を聞きます。
手前には用意したコケがずらっと並んでいて、バイキング料理のレストランのよう。

 

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ビンの底に用土を敷き詰めたあとは、お気に入りのコケをアレコレ迷いながら探します。

 

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コケが決まったら、ピンセットを使ってビンの中へ植え込んでいきます。
配置が決まらず、なんどもやり直したり、付け足したりしながら黙々と作業は進みます。

 

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完成作品!美しい~~。
コケのみずみずしい緑がガラスビンを彩ります。

 

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最後に、木でつくった香りのオーナメントにお気に入りのアロマオイルをしみこませ、コケリウムのビンに取り付けて完成!!

窓際に飾って、香りのオーナメントの木栓を抜くと、ステキなコケリウムとアロマの香りに癒されること間違いなしです。

自宅にある材料でも簡単にできますので、ぜひお試し下さい。

 

このワークショップは受付開始から数日で定員いっぱいになってしまいました。お電話をいただいたのに定員オーバーで受講できなかったかたにお詫び致します。
8月22-23日のワークショップも、すでに定員いっぱいになっております。悪しからずご了承ください。

夏休み企画展「生きものの小べや」ヒカリゴケ

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夏休み企画展きもののべや」
会期:平成27年7月4日(土)~9月27日(日)

 

企画展示室に、ヒカリゴケがお目見えしました。
黒いボックスをつくってLEDランプを当てると、

はい、この通り!

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美しく輝いております。

実はヒカリゴケは発光生物ではなく、外からの光を反射して光って見えるのだそうです。
それも、成長したコケは光らず、胞子が発芽した原糸体のときのみ光ってみえます。

 

展示を初めてから1週間が経過し、水槽内の状態が安定したのか、なんとなく光る部分が増えてきた気がします。

いつまでこの状態を維持できるかわかりませんが、美しいうちにぜひ見にお出かけ下さい。

夏休み企画展「生きものの小べや」明日スタート!

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夏休み企画展きもののべや」
会期:2015年7月4日(土)~9月27日(日)

小べや1 「コケテッシュなコケのへや」
小べや2 「骨骨(こつこつ)あつめたホネのへや」
小べや3 「かくれる化けるギタイのへや」
小べや4 「イモムシケムシぞわぞわのへや」

「生きものの小べや」パンフレット(表)

チラシダウンロード→「生きものの小べや」チラシ

 

いよいよ明日から企画展がスタートです。
夕方、展示室がようやく完成しました。

入り口の雰囲気は、こんな感じです。
曼陀羅がエントランスを美しく飾っております。

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ここから、各小べやへと足をお進め下さい。
どこのへやから入るかは、みなさまのお好み次第です。

入り口の看板の下に、各へやの「手帖」がおいてあります。
一部ずつ、取ってからお入り下さいね!

 

コケのへやのコケリウムを紹介しましょう。

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当館スタッフのYさんとKさんのセンスを注ぎ込まれて、美しく仕上がっております。
本当に美しいです。

 

企画展「生きものの小べや」は、明日から9月27日まで開催しています。
期間中、ぜひ美術博物館へお出かけ下さい!
展示室でお待ちしております!!

(企画展担当:四方)

夏休み企画展「生きものの小べや」イモケム編3

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夏休み企画展きもののべや」
会期:2015年7月4日(土)~9月27日(日)

小べや1 「コケテッシュなコケのへや」
小べや2 「骨骨(こつこつ)あつめたホネのへや」
小べや3 「かくれる化けるギタイのへや」
小べや4 「イモムシケムシぞわぞわのへや」

 

いよいよ、残すところあと3日
パネルはほぼ完成。
残るはキャプション、照明、そのほか細々としたもろもろ。

さてさて、イモケムの小べやの最後の紹介と参りましょう。
この小べやは、写真とパネルのほとんどを、イモムシハンドブックの作者、写真家の安田守さんにお願いしました。
なので、イモハンファン、安田ファンには必見の小べやです。

本当はまだ内緒なのですが、少しだけのぞいてみましょう。

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「イモムシ270度」というコーナーです。
写真でみるとこぢんまりとして見えますが、正面のパネルの幅は、なんと3m40cmもあります!
美しく巨大なイモムシたちに三方を包まれて、幸せな気分になれること間違いなしです!!

 

さらに、
この小べやでもお土産がつきます。
そう、ご存じ「庭のイモ・ケム手帖」

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中は安田さんの美しい写真で組まれています。
イモハンファンは絶対に入手したい一品。
しかしながら、展示室内でしか配布しません。

この夏は、ぜひ飯田美博へ!!!

夏休み企画展「生きものの小べや」ギタイ編3

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夏休み企画展きもののべや」
会期:2015年7月4日(土)~9月27日(日)

小べや1 「コケテッシュなコケのへや」
小べや2 「骨骨(こつこつ)あつめたホネのへや」
小べや3 「かくれる化けるギタイのへや」
小べや4 「イモムシケムシぞわぞわのへや」

 

展示スタートが迫り、当館の大型プリンターもフル稼働で動いています。

先日は、生きもの写真家の安田守さんが、写真の打ち出しに来て下さいました。
実は、ギタイの小べやで展示する昆虫たちの写真は、安田さんが撮影されたものなのです!!

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A1サイズやA0サイズに打ち出された、すばらしい擬態写真のかずかず。
安田ファンでなくとも、この写真を見ずして身近な虫たち擬態は語れないでしょう!

ぜひ隠れた虫たちを見つけに、美博へお出かけ下さい。

 

ギタイの小べやでは、来て下さった方に、もれなく、
「里山ギタイ手帖」を差し上げます。

s-里山ギタイ手帖1-4p(新)-1

 

こちらは、残念ながら安田さんではなく担当学芸員が撮影した写真ですが・・・。
お楽しみに!!

夏休み企画展「生きものの小べや」ホネ編3

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夏休み企画展きもののべや」
会期:2015年7月4日(土)~9月27日(日)

小べや1 「コケテッシュなコケのへや」
小べや2 「骨骨(こつこつ)あつめたホネのへや」
小べや3 「かくれる化けるギタイのへや」
小べや4 「イモムシケムシぞわぞわのへや」

 

ホネの小べやの一番大物はキリンです。

これ↓

s-キリン図解

若い個体ですが、高さが4mちかくあります。
デカイです。

生きているキリンを見ていて、キリンの脚って曲がり方に違和感があるなって思った方はいないでしょうか?
なんとなくひざの曲がり方がヘン?

でもホネを見たら、その疑問は即解決。
ひざだと思っていた場所は、じつは足首だったのですね~。

 

ホネの小べやは、足の踏み場もないほどホネだらけです。
あ~んなホネや、こ~んなホネもあります。

さ・ら・に!
ホネの小べやへお越しのみなさまには、もれなく
「ホネのなるほど手帖」を差し上げます。

s-ホネのなるほど手帖1-1

欲しい方、万障繰り合わせてホネの小べやまでお越し下さい!