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中村中平遺跡


● 所在地  飯田市伊賀良中村

● 調 査  平成4年調査ほ場整備に先立ち飯田市教育委員会により実施

● 内 容  中期竪穴住居址21軒、後期竪穴住居址2軒、晩期竪穴住居址2軒後期から晩期の配石

        址・配石墓・土坑墓等を調査した。後期から晩期の土器・土製耳飾りを始めとする良好資

        料が出土し、墓域・祭祀場としての役割が考えられる。他に、弥生時代後期竪穴住居址7

        軒・方形周溝墓3基、古墳時代中期から後期の竪穴住居址13軒があり、この時期でも大

        きな集落を構成したことが分かる。

● 遺物の所在 飯田市考古資料館

● 文 献  飯田市教育委員会1994『中村中平遺跡』

        馬場保之1994「縄文時代晩期墓制に関する一考察−長野県南部を中心として−」

                 『中部高地の考古学』W


中村中平遺跡上空写真

中村中平遺跡の土製耳飾り