高岡1号古墳 昭和35年県史跡指定
● 所在地 飯田市座光寺
● 調 査 なし。周辺より遺物が採集されており、なかの人物や器財の形象埴輪は飯田市上郷考古
博物館で展示している。
● 内 容 全長約72mの前方後円墳で、周囲に柵を巡らせてよく保存されている。石室は竪穴系横
口式石室で、北本城古墳・畦地1号墳と共通する。円筒埴輪・馬具・装身具等出土。
● 時 期 6世紀前半
● 遺物の所在 飯田市上郷考古博物館・個人
● 文 献 松尾昌彦他1982「飯田市周辺における前方後円墳の実測調査」『信濃』第34巻第11号
長野県史刊行会1983『長野県史 考古資料編』全1巻(3)主要遺跡(中・南信)
白石太一郎1988「伊那谷の横穴式石室(一)・(二)」『信濃』第40巻第7・8号
楠元哲夫1996「信濃伊那谷座光寺地区の三石室」『由良大和古代文化研究会 研究紀
要』三
遠景(中央の森が高岡一号古墳) |
近景 |
石室 |