雲彩寺古墳(南条天神塚古墳) 昭和40年県史跡指定
● 所在地 飯田市上郷飯沼
● 調 査 寛政年間雲彩寺の造営のために石室が確認されて中から遺物が出土し、寛政10年(1798)
市村智寛により出土遺物が記録される。現存は馬鈴2点と金環1点。
● 内 容 全長約74mの飯田・下伊那最大級の前方後円墳で、墳丘は比較的よく残っている。石室は、
羨道部が長い両袖式の横穴式石室で、現在は羨道部の反対側から観察することができる。
● 時 期 6世紀前半
● 遺物の所在 雲彩寺
● 文 献 長野県史刊行会1983『長野県史 考古資料編』全1巻(3)主要遺跡(中・南信)
白石太一郎1988「伊那谷の横穴式石室(一)・(二)」『信濃』第40巻第7・8号
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