上溝天神塚古墳(あげみぞてんじんづかこふん)
● 所在地 飯田市松尾上溝
● 調 査 昭和58年上溝公会堂建設に先立ち墳丘の一部を飯田市教育委員会により実施。昭和63
年白石太一郎氏により石室実測調査。平成3年台風災害による石室修復工事に先立ち飯
田市教育委員会により清掃発掘調査。
● 内 容 全長約60mの前方後円墳で、墳丘上に天神様が祭られている。石室は無袖式の横穴式石
室で、羨道と石室の区別は天井石の段差で確認できる。現在は残存する墳丘と石室を観察
することができる。
● 時 期 6世紀前半
● 遺物の所在 飯田市考古資料館
● 文 献 白石太一郎1988「伊那谷の横穴式石室(一)・(二)」『信濃』第40巻第7・8号
全景 |
石室 |
石室内部 |