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北の城跡
1.所在地 | 下伊那郡松川町元大島 |
2.城館の概要 |
大島城西北約1kmに位置する。戦国時代以前、大島城の支城であったが、1571(元亀2)年以降大島氏の居城になってから修築されたかはわからない。主郭・二の郭・出郭、井戸などがある。 |
3.調査 |
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4.調査の概要 |
主郭はかなりの規模の整地が施され、角をつけた張り出しを持つ長方形に整えられていた。郭の周囲には溝とその外側に土塁があり、東辺は2条の溝と土塁が配されて防御性が高められていた。土塁の断ち割り部分で柱穴が土塁の長辺に平行して見つかっていることから、土塁上に柵が立っていたと考えられる。青磁・天目茶碗・黄瀬戸系陶器類・常滑甕、内耳土器、砥石などが出土しており、多くが16世紀代に位置づく。 |
5.遺物の保管 | 松川町教育委員会(一部松川町資料館に展示) |
6.文献 |
松川町教育委員会 1972 『家の前・北ノ城遺跡』 |
遠望 |
発掘された北の城 |
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