菱田春草常設展示 第47期
《牧童》―水墨画の潤い―
会期:2024年6月8日(土)〜7月15日(月・祝)
令和6年度の菱田春草常設展示では春草の作品を画題ごとに紹介します。第47期は「水墨画」。水墨とは墨を用いた東洋特有の表現で、筆意を重視したりグラデーションを駆使したりと、時代ごとに様々なバリエーションを生みました。春草は着彩画が主でしたが、水墨画も描いており、時々の課題によって様々な水墨表現を試みました。本展では春草の水墨画をご覧いただきます。
自然トピック展示
南アルプスの高山蛾調査最前線!
会期:2024年3月9日(土)〜8月25日(日)
2016年から継続して調査してきた南アルプスの高山蛾を紹介したトピック展示です。
再発見や新記録など、8年間の調査で明らかになった最新情報をパネルと標本で紹介します。
2023年に南アルプスで発見されたばかりのコケモモマガリガや再発見されたカワベタカネヒメハマキなども展示しています(とても小さく地味が蛾ですが…)。
下記の期間には、2021年に53年ぶりに再発見され、新亜種として記載されたキタダケヨトウの標本も展示いたします。
キタダケヨトウ標本展示期間:2024年6月22日(土)〜8月25日(日)
【展示室の様子】
旧小笠原家書院築400周年
伊豆木小笠原家と旧小笠原家書院
会期:2024年6月8日(土)~9月1日(日)
飯田市伊豆木の「旧小笠原家書院」は、国の重要文化財に指定される、江戸時代初期の貴重な木造建築物です。
ここは、江戸時代の旗本伊豆木小笠原家の居館として建てられたものです。
本展示では、この書院が伊豆木の地に創建されてから400年の節目にあたり、改めて伊豆木小笠原家を知ろうとするものです。
なお飯田市三穂地区では、旧小笠原家書院400周年を記念して令和6年度中にさまざまな行事が計画されています。
主催:飯田市美術博物館、旧小笠原家書院築400周年記念祭実行委員会
協力:小笠原資料館、飯田市文化財保護活用課、飯田市歴史研究所